社会福祉法人手をつなぐ 理念・基本方針
基本理念
社会福祉法人手をつなぐは、利用者の希望と親の想いを大切にし、家族、地域、支援者が共に協力し、障がい者が自立し社会参加が可能となる共生社会を目指します。
基本方針
○ 1人ひとりの人権を尊重し、心身の健康な成長を支援します。 |
○ 自立と社会参加活動に努め、良質なサービスの提供を図ります。 |
○ 地域の中で地域福祉の推進と信頼される施設づくりに努めます。 |
○ 専門性の使命と役割を自覚し、研鑽に励み職員の資質向上に努めます。 |
○ 健全な法人運営に努め、財政基盤の安定と透明性を図ります。 |
理事長あいさつ
令和5年6月16日の第2回理事会において、新理事長に選任されました石川明博と申します。歴代の理事長の想いを受け止め、理事・監事のご指導の下、役職員のご協力を頂きながら、理事長職を頑張って参りたいと思います。
さて、思い起こせば、平成6年3月身体障がい者多数雇用事業所から旧あすなろ福祉作業所に転職し、平成7年にあすなろ福祉作業所が認可施設になるための相談を、社団法人岩手県手をつなぐ育成会にしたこのことがすべての始まりであります。
平成8年度認可施設建設に向けた委員会を設け、高橋亨初代理事長と事業達成のために無我夢中で取り組んでまいりました。おかげ様で、関係各位のご支援、ご協力を頂きながら、平成10年9月18日に県の認可を受け社会福祉法人が誕生しました。
その後、あすなろ園建設に向けて。初代あすなろ園園長である現熊谷浩志評議員と事務局を担い、平成11年4月1日「あすなろ園」を新築開設いたしました。当初は、利用者30名、職員9名でのスタートでありました。
その後、3題目中野信男理事長と「利用者の希望」、「保護者の想い」を実現するべく、平成14年度グループホーム「ひのき館」開設、平成18年度あすなろ園飯岡事業所を開設、平成20年度には、あすなろ園産直羽場店を開設しました。さらに、平成23年度盛岡市北区障害児(者)親の会の陽性を受けて、平成25年4月1日西松園に「さわら園」を新築開設しました。さらに、平成28年10月に短期入所を併設した、「手をつなぐ安心生活支援センター」地域生活拠点施設を目指して元飯岡診療所跡に開設しました。私としては目の前にある希望や願いに対して一生懸命取り組んできただけでありますが、あっという間の29年間でありました。
今後は二人の偉大な理事長の後を引き継ぎ、社会福祉法人のあるべき方向性を示していかなければなりません。一つは、社会組織としてのガバナンスの強化(企業統治の強化)であります。いわゆる、「企業経営の健全化であり、法律を厳守した経営を目指す」であります。もう一つは、社会福祉事業の展開はもとより、福祉サービスの中心的な担い手としての活躍(地域ニーズに応じた事業展開)の促進であります。
職員9名でスタートした小さな法人でありましたが、現在は、利用者171名、職員75名と中堅処に近づいていることから、益々ガバナンスが求められてきております。内容としては、①経営組織の強化、②事業管理、③財務管理、④人事管理であります。常勤の理事長が誕生したことを受けて、次の常勤理事や事務局長を育て上げ、今時代が求められている組織運営や人事・労務管理を進め、「応援してもらえる社会福祉法人」、「利用者が安心して生活できる事業所」を目指して努めて参りたいと思います。皆様、どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。
理事長 石川 明博
法人概要
事業所の根拠・目的
(1)障害者総合支援法(平成26年6月25日改正 障害者自立支援法を改正)
障害者自立支援法(平成17年法律第123号。以下「法」という。)第36条1項に基づく指定事業者で、法第1条の目的を遵守し、障害者及び障害児が基本的人権を享有する個人としての尊厳にふさわしい日常生活または社会生活を営むことができるよう、必要な障害福祉サービスに係る給付、地域生活支援事業その他支援を総合的に行い、もって障害者及び障害児の福祉の増進を図るとともに、障害の有無にかかわらず国民が相互に人格と個性を尊重し安心して暮らすことのできる地域社会の実現に寄与することを目的に次の事業を行う。
(2)社会福祉法人手をつなぐ 定款(平成29年4月1日改正)
第1条 この社会福祉法人(以下「法人」)は、多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が、個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的として、次の社会福祉事業を行う。
ア 第二種社会福祉事業(障害福祉サービス事業)
(イ)障害福祉サービス事業の運営
(ロ)移動支援事業の経営
(ハ)特定相談支援事業の経営
(ニ)障害児相談支援事業の経営
イ 公益を目的とする事業(障害者自立支援法に基づく地域生活支援事業)
第41条 この法人は、社会福祉法26条の規定により、利用者が個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことが出来るよう支援することなどを目的として、次の事業を行う。
(1)日中一時支援事業
(2)全国手をつなぐ事業所協議会事務局委託事業
法人概要
法人名 | 社会福祉法人 手をつなぐ |
代表者 | 理事長 石川明博 |
設立 | 平成10年9月18日 |
職員数 | 77名(令和6年3月末現在) |
法人本部 所在地 | 岩手県盛岡市下飯岡8地割106番地 |
法人本部 電話番号 | 019-632-1655 |
事業所一覧 |
飯岡拠点あすなろ園 松園拠点さわら園 都南地区地域生活拠点手をつなぐ相談支援センター「スキップ」 |
関連加入団体 | 一般社団法人岩手県手をつなぐ育成会 一般社団法人全国手をつなぐ育成会連合会 全国手をつなぐ事業所協議会 社会福祉法人岩手県社会福祉協議会(障がい者福祉協議会) 公益財団法人日本知的障害者福祉協議会 |
主要取引先銀行 | 株式会社岩手銀行 津志田支店 岩手中央農業協同組合 |
顧問弁護士 | 昆野 晋也 (開運橋総合法律事務所) 滝浦 のぞみ (開運橋総合法律事務所) |
顧問社会保険労務士 | 戸小台 沙智 (社会保険労務士戸小台事務所) |
沿革
昭和29年4月 | 「岩手県精神薄弱児育成会」発足 |
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昭和62年4月 | あすなろ福祉作業所解説(地元親の会等である都南あすなろの会が運営) |
平成10年1月 | 社会福祉法人岩手県手をつなく育成会設立委員会発足 |
平成10年9月 | 社会福祉法人としての県の認可を受け、併せて法人登記 |
平成10年10月 | あすなろ園工事着工 |
平成11年3月 | あすなろ園工事竣工 |
平成11年4月 | あすなろ園開設(H11.4.1事業開始)(定員30名) |
平成14年5月 | グループホーム「ひのき館」を法人独自事業として開設 |
平成15年4月 | 支援費制度スタート、利用契約により施設支援として特定知的障害者通所。授産施設あすなろ園並びに居宅支援としてあすなろ園短期入所事業開始 |
平成18年4月 | あすなろ園分場開設(H18.4.12事業開始)定員19名 |
平成18年4月 | あすなろ屋開店(H18.4.17開店)、障害者自立支援法一部施行 |
平成19年10月 | あすなろ屋羽場店事業所開設(就業継続支援A型事業)(定員10名)に向け、岩手中央農協よりサン・フレッシュ羽場店を借り改修 |
平成20年4月 | あすなろ園本場において生活訓練(生活訓練)、またあすなろ屋羽場店において、就業継続支援A型事業開始。あすなろ亭食堂うどん店開店 |
平成22年10月 | 障害福祉サービス事業所あすなろ園あすなろ屋羽場店において、就労移行支援事業(定員6名)開始 |
平成23年1月 | 盛岡ドミニカン修道院、ベルギークッキー「ニックナック」製造開始 |
平成24年3月 | 盛岡市と北地区施設建設国庫補助に係る事前協議終了(書類提出) |
平成24年3月 | さわら園施設整備国庫補助内示 |
平成24年9月 | さわら園建設工事着工(起工式) |
平成25年3月 | さわら園建設工事竣工(引渡式) |
平成25年4月 | さわら園開所・入所式 |
平成25年5月 | さわら園喫茶「べじふるcafeハーモニー」オープンセレモニー |
平成25年6月 | さわら園落成記念式典・祝賀会(109名参加) |
平成26年1月 | グループホーム「なでしこ」利用開始 |
平成27年8月 | あすなろ園羽場店手打ち日本そば開始 |
平成27年8月 | 特定相談支援並びに障害児相談支援事業さわら園地域生活支援センター「スキップ」をさわら園内に開設 |
平成27年10月 | グループホーム「なでしこ」定員4名から5名に増員体験利用開始 |
平成28年7月 | 旧飯岡診療所グループホーム等複合障がい福祉サービス施設改修工事着工 |
平成28年9月 | 旧飯岡診療所グループホーム等複合障がい福祉サービス施設改修工事完成 |
平成28年10月 | 複合施設手をつなぐ安心生活支援センター開設併せて ・手をつなぐ相談支援センター「スキップ」移転・名称変更開始 ・手をつなぐ生活ホーム「あざみ」グループホーム(定員6名)創設開始 ・手をつなぐ就労支援センター「mu・cre」移転・名称変更開始就労移行(定員14名)自立訓練(定員6名) |
平成30年3月 | 手をつなぐ生活ホーム「あざみ」短期入所事業(定員2名)開始 |
平成30年10月 | 手をつなぐ就職支援センター「mu・cre」就労定着支援事業開始 |
平成31年4月 | あすなろ園就労継続支援B型定員を30名に変更 あすなろ園生活介護事業(定員10名)開始 |
令和元年5月 | 手をつなぐ生活ホーム「あざみ」共同生活援助事業定員を6名から7名に変更 |
令和2年4月 | あすなろ園就労支援B型定員を26名に変更 あすなろ園生活介護定員を14名に変更 あすなろ園飯岡事業所就労継続支援B型定員を20名に変更 あすなろ園飯岡事業所生活介護定員を10名に変更 |
令和2年6月 | 手をつなぐ安心生活支援センター内に日中一時支援事業開設(定員2名) 事業所名:手をつなぐ安心生活支援センター「あんしん」 |
令和2年9月 | あすなろ園産直羽場店で就労継続支援B型事業(定員10名)開始 |
令和4年4月 | 手をつなぐ就職支援センター「mu・cre」定員変更 就労移行支援事業 14名→10名 自立支援事業 6名→10名 |
令和4年7月 | グループホーム「なでしこ」 移転新築 盛岡市手代森から盛岡市下飯岡へ |